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2010年12月18日

ゆっくりとははに・・・

嫁です花笠

ブログを相方とやってみようとなったときに、自分の感情のはけ口みたいにならないようにしようねと話をしました。

続けていくうちに、育児に関するブログは「大変だけど楽しい」ってキラキラしてなきゃだめなのかしら?って疑問符。

多いか少ないかは分からないけど、育児に関してキラキラできない自分があることを責めていたり、つらかったりっていうお母さんはいるんじゃないかしら?

だから、今日は自分の本音も書きたいと思います。

自分は内地出身で、実家は頼れる状況ではないので、はなっから不安でいっぱいでした。出産はいのちの誕生!感動!という気持ちより、さあこれからどうしよう・・・という気持ちの方が大きかったような気がします。

で、入院中母乳がなかなかでない。病院の助産士さんに相談しても吸わせてれば、そのうちでますとのこと。母乳がでず、キーキー泣くわが子。そのうち、気兼ねして病院の授乳室には行かずに、病室に閉じこもりました。

退院後、30分起きに夜泣く娘。ベッドでは泣きまくるので、抱っこしたままマッサージチェアで寝たこと数知れず。

大きく生まれた娘は、体重がなかなか増えずに自己嫌悪に陥りました。

私にとって育児は、いのちを預かって育てていかねばならない重責に押しつぶされそうで、母乳で育てられない自分がとても駄目な母親のように感じて、決して「つらいけど楽しい」と言えるものではありませんでした。

毎日の成長や発見がとても楽しみと言われるお母さんが、輝いて見えたし、なんで自分は純粋に育児を楽しめないのかな?自分は母親としての資質がないのかな?と思うと、キラキラしているお母さん方を見たくなくて、支援センターなどの公的機関には足が遠のいてしまいました。

この気持ちが澱のように積もっていくと、本当につらいし、やばいなと思ったとき、何とかここから抜けたいと思うようになりました。

子育て講座に行ったり、ママさんの知り合いを作ったり、外部のパソコン講座を受けたり・・・まだまだ私なりの気持ちを抜く方法探しは続いています。

はじめから子育てを楽しいと思えるお母さんは素敵です。でも、自分がそうじゃないからって自分を否定する必要はない。きっと自分は違うタイプで、子育てを試行錯誤しながら、その気持ちを少しずつ掴んでいくタイプなんだろうと思います。

今日は、那覇市のファミリーサポートセンターにお願いして託児をしてもらい、純粋に自分のために時間をつかいました。ふううう~と深呼吸ができました。

そんなこんなして自分の気持ちの抜き場をこれからも探しながら、自分なりのお母さん道を歩いていくでいいじゃあないかと思うようにしてます。

娘ちゃんよ、未熟者ですがよろしゅうお願いします。「はは」は「母」にあなたと一緒に成長していきたいと思います。
ゆっくりとははに・・・





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Posted by buchii at 17:17│Comments(2)子育て
この記事へのコメント
わかります、わかります、その気持ち!

私も県外から沖縄に来て、すぐに子どもが産まれたので
「かわいい」とか「嬉しい」という気持ちよりも
「産んだのだから、育てなければ…」と義務的に淡々と育児をすること数ヶ月。。。

「実家が近くの人はいいなぁ」とか「だんなさんが早く帰ってくる人はいいなぁ」とか思ったけど
心のうーんと底の方に「かわいい」と思える気持ちがあったので
育ててこられたのかなぁ…

あの時は胸がギューッと苦しかったけど
子どもが大きくなった今は「辛かったけど、今は幸せ、母になって良かった」
と心から思っています

子育ては先が長いので、がんばらずに…ね!
Posted by kirakira at 2010年12月25日 22:50
kirakiraさん、メールありがとうございます。

お返事遅くなりすみません。家庭の事情で、しばらく田舎へ帰っておりました。

心のう~んと底の方の気持ち・・・とってもわかります。その気持ちを頼りに私もなんとか前に進めてるんだと思います。

今の自分を責めずに、受け入れながらやっていきたいです。

留守の間、歩けるようになっていた娘・・・パパべったりになってます。

そんな変化も楽しむ余裕を持てればいいな。子どもにもしかしたら、自分を成長させる機会をもらっているのかもしれません。

元気がでるコメントありがとうございました。
Posted by buchiibuchii at 2010年12月31日 16:13
 
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